『キッパリ!』を読みましたが、デジタル万引きだけはキッパリやめましょう!

スポンサーリンク

『キッパリ!』
いきつけの書店に行ってみると、ついこの間まで平積みになっていた本がきれいになくなっていました。その本は『キッパリ!』。前向きに生きるちょっとしたコツを書いているエッセイで30万部以上も売れています。実はこの本、全国の書店で返本騒ぎとなっているのです。

理由はデジタル万引きを推奨しているような文章が載っているから。「雑誌を立ち読みして、お店の電話番号をひかえよう。お得情報、懸賞などをメモしよう。携帯を使ってもいいかも」という内容です。

全国の書店を敵にまわしながら、著者の上大岡トメ氏のサイトには全く謝罪の文章がなく、掲示板は荒れに荒れているのに無視状態(※現在は掲示板削除)。ありゃー。

情報はタダではありません。ネット上にもこの点を勘違いしている方がたくさんいます。私の元にも、画像加工・パソコンの質問メールを送る方(私はサポセンではありません)、個人的な相談にのってもらいたいという方(占いも人生相談もやっていません)、自作の小説・論文・コラム・サイトの添削・感想を求める方(校正・編集さんでもありません)、ギャラリーの作品を無料で広告に使いたい・画像加工をしてほしいという方(一応私はプロでして)が……。

こんな方々は上大岡トメ氏と根っこは同じ。

本はただ紙の束をノリで綴じたものではなく、そこには著者の知識や知恵、努力や訴えたい何かが詰まっています。著者が報酬を得るのは当然のことで、それをタダで盗むのは犯罪です。

ネットのサイトの情報はほとんどが無料。しかしそれはネットの半分が人の良い部分(やさしさ、知的好奇心、善意など)でできているからであって、「だってタダでしょ」とつけこむ人が増えると、ネット文化は崩壊へ向かいます。

日本人は目に見えないものにはお金を払わないといわれてきましたが、「安全」「サービス」などその考え方は徐々に変化しています。が、本を書く人間と出版社がこんなていたらくではなあ。この記事はいわゆる図書館問題とは別の話なので、三鷹さん関係の方は勘弁してください。【麻理】

今日のサイト

「あなたがつぶやく最期の言葉」(リンク切れ)

「高校の同窓会で急性アルコール中毒、そのまま帰らぬ人に」なる私の最期の言葉はあまりにひどすぎ。

スポンサーリンク
トップへ戻る