蔵書票の世界・あなたもオリジナル蔵書票を作ってみませんか?-

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蔵書票の世界
蔵書票を見たことがありますか? 蔵書票とは、本の見返しの部分に貼る「これは自分の本ですよ」ということを表すカードのことです。たいてい和紙やアート紙で作ってあって、蔵書印が捺印されていることもあります。

蔵書票にはよく「Ex Libris(エクスリブリス)」と書いてあります。これは「蔵書からの一冊」を意味するラテン語です。例えば私、麻理の本だとすると「Ex Libris Mari」と書く他にも「麻理蔵書」「This book belongs to Mari」など書き方は自由。

また本の持ち主の名前だけでなく、美しいイラストや模様でデザインされたもの多く、蔵書印コレクターやプロの蔵書印作家も世界各国にいるんですよ。

蔵書票の起源は15世紀のヨーロッパにあると言われています。書物がとても高価だった時代には、本の管理のために蔵書票が必要不可欠でした。

最古の蔵書票と言われるドイツの木版蔵書票はハリネズミの絵と「もしもこの書物を返さなければ、ハリネズミがあなたにキスをする」という文字が記されています。本をちゃんと返さないとひどい目にあいますぞ〜と訴えているんですね。

蔵書票

日本で最も大きな蔵書票の団体は日本書票協会(THE NIPPON EXLIBRIS ASSOCIATION)です。蔵書票コレクターの親睦を深めたり、蔵書票の世界を広げるために様々な活動をしています。

会員数は平成12年で900名とありますから、現在は1000名を超えているのではないでしょうか。もちろん日本だけでなく1年おきに各国の持ち回りで国際蔵書票連盟(FISAE)主催の世界大会が開かれているんですよ。

蔵書票
オリジナルの蔵書票をプロの作家さんに依頼する人もいますが、もちろん自分で作ってもいいんです。グラフィック系のソフトを使えるというあなたは、蔵書票作りにチャレンジしてみては? 大きさ、文字、絵、なんだって自由。自分の好きなようにデザインすればいいのです。

そしてもし小さなお子さんがいらっしゃる方は、お子さんのための蔵書票を作ってあげるのはいかが? 自分の名前の入った蔵書票をお気に入りの絵本に貼ったら、よりいっそう本への愛情が深まるのではないでしょうか? 子どもだけでなく、大人だって世界に一冊の自分だけの本なんてワクワクするではありませんか。

本の見返しにひっそりと隠れた蔵書票。目立たないかもしれませんが、蔵書票制作者の美へのこだわりが感じられる芸術なのです。【麻理】

図版140点つき、カラーの蔵書票コレクションも見られます。日本書票協会会員や蔵書票作家のみなさんが原稿を寄せています

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美しい蔵書票の世界。すばらしい!

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