ゲーム『かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄』をやってみました

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かまいたちの夜2
かまいたちの夜』は50万本ヒットのサウンドノベルゲーム。ストーリーを読み進むと、所々で主人公(自分)がどう行動するか、どう発言するかの選択肢が表れます。その選択によってストーリーが変わっていくんです。

前作では雪に閉ざされたペンションで起こる惨劇(ミステリマニアの言う「雪山の山荘」ってやつです)と犯人当て、また選択によって派生するユニークなサイドストーリーが見物でした。

かまいたちの夜2』では主人公の21歳の青年・(とおる)、そのガールフレンド真理、前作の登場人物たちが謎めいた三日月島に招待されます。たまたま彼女の名前が同じですね。「麻理」と名前を変えてプレイしたのでより感情移入できましたよ。

真夏の孤島のグラフィックはとても美しく、ちょっとしたリゾート気分。しかしすがすがしい夏の避暑地が、50年に1度の大暴風雨「かまいたちの夜」によって恐ろしい連続殺人の舞台となってしまうのです。

無人島の三日月島に建てられた、洋館がまた良いんですよ。綾辻行人の「館シリーズ」に出てきそうな奇妙な作り。バームクーヘンの一部を切り取ったようなC型をしています。

もともとこの屋敷は、地元の有力者が明治時代に作ったという施設監獄で、窓の全くない部屋や見張り島、要塞のような壁が不気味さを醸し出しています。大金持ちになったらこんな洋館建てるわよー。もちろん図書室つきのね。

確かに評判通り、前作よりはミステリとしてやや不満が残るかも知れません。でも好きか嫌いかと言えば、若い頃の島田荘司氏を思わせるダイナミックなトリックは好き。(シナリオ監修の我孫子武丸氏は、新本格派の帝王・島田荘司氏によって命名されてますしね。むべなるかな)

それに派生するいくつかの「●●編」というサイドストーリーは見応え十分だし、オープニングのムービーの不気味さは素晴らしいです。雅楽の東儀秀樹氏の音楽もぴったり。平均プレイ時間は34時間と書いてありましたが、遊び倒すならこのお値段でも満足かな。

ゲームはボタン操作が覚えられないから……と言って敬遠している人でも大丈夫。ボタン一つと選択を選ぶぐらいのキー操作しかありません。

むしろ推理小説好き(特に新本格ミステリマニア)、本好きの人にお勧めのゲームです。メインはホラーミステリですが、コメディ、オカルト、SFなど様々な物語が楽しめますよ。【麻理】

脚本担当・我孫子武丸、田中啓文、牧野修、CG制作・庄野晴彦、音楽・東儀秀樹、パッパラー河合のゴージャスメンバー。もっとこのジャンルのゲームが増えてほしい。

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推理アドベンチャーゲーム。すごいなあ。こんなゲームがネットで楽しめるとは。

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