初出の物語を書くことははたして可能なのか? 創作と盗作(1)

スポンサーリンク

創作と盗作
いったい、過去において一度も存在しなかった、誰も見たことも聞いたこともないお話を考えつくことは可能なのでしょうか? これだけの書物が存在している以上、完全に初出の物語を書くことは無理なのではないかという気がしてきます。
世界最大の図書館はアメリカ議会図書館です。書架は全長850キロメートル。「メートル」じゃありませんよ「キロ」。一億冊以上の書物が収められ、さらに毎日7000冊ずつ増加しています。めまいがするような本の山。まるでバベルの図書館のようです。

日本では現在年間に6〜7万の新刊本が発行され、日本最大の図書館・国立国会図書館には600万冊以上の蔵書があるといいます。

これだけの本があるのに、全く誰も読んだことがない物語を考えつくことははたしてできるのでしょうか?

たとえば音楽の場合。ロックバンドのオレンジレンジの疑惑、作曲家の小林亜星と服部克久の盗作裁判など、世間を騒がせたニュースがありますね。

音楽の場合は、「決まったコード内で、人間が快く感じる音階で」創るという制限があります。流行りのメロディともある程度決まっているので、全く新しい音楽を創り出すのは難しい気もします。

偶然に一致してしまうという可能性もあります。幻想画廊のコラム「図書館」の中で、本の貸し出しカードを見て、同じ本を借りている男子学生に憧れたということを書きましたが、スタジオジブリのアニメ『耳をすませば』にも、同じようなシーンがあります。

私の場合は実際に体験したことですし、また当時は現在のようにデジタル化が進んでいなかったので、同じような体験をした人は結構いたのではと思います。

実際人類がかつて経験したことのない体験をするというのは普通の人間には不可能なんですよね。

昨日の『不思議な少年』と『ミステリアン』の類似。確かに似ていますが、「死ぬ間際に幸福な一生を夢見る」というお話は探せば出てくる気がします。

マンガ『不思議な少年』と『ミステリアン』について考えたこと
はじめにこの記事は何らかの告発をしようとするものではないことを書いておきます。また記事内容の性質上、完全にネタバレになってしまうことをお断りします。よって山下和美の『不思議な少年』、西岸良平の『ミステリアン』を読んだことのない人はご注意下さい。

以上のことをふまえて考えられる可能性は6つ。

(1)山下氏は『ミステリアン』を知らず、意図せず全くの偶然で似てしまった。
(2)山下氏は『ミステリアン』を読んだ経験があったが、自分の創作か過去に読んだ作品の記憶なのかが分からなくなってしまった。
(3)アイデアにつまり『ミステリアン』を故意に真似た。
(4)『ミステリアン』を換骨奪胎した。
(5)私が知らない過去の作品を、両者が換骨奪胎した結果偶然似てしまった。
(6)単なる管理人の思いこみで、両作品は全く似ていない。

今回この2作品を取り上げたのはなんとなく釈然としないものがあり、私自身判断がつかなかったからです。創作と盗作については以前から考えていた問題で、自分でも考えをまとめるためにブログに書いてみました。(3)でないと信じています。【麻理】

今日のサイト

酔拳の王 だんげの方教えて goo特集

みんな面白い質問してるなあ。写真を撮影した管理人さんえらい!

スポンサーリンク
トップへ戻る