涙と笑いの喧嘩上等! 映画『下妻物語』を見ました。

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下妻物語
現在公開中のある映画は、日本映画では破格の12億円の制作費だとか。でもお金を使わなくたって、面白い映画はいくらでも作れるのです。その良いお手本が『下妻物語』です。

おそらくロケは学生の自主映画並に予算がかかっていないのではと思うほど。派手なCGもなし、主人公は世界を救うわけでもなし、全米が泣いたわけでもなし。

でも見終わった後に元気と勇気が沸いてくる『下妻物語』は、そんじょそこらのハリウッド系映画にまったく負けていません。

田んぼと畑に囲まれたとてつもない田舎町・下妻。主人公の竜ヶ崎桃子(深田恭子)は田んぼのあぜ道をフリルとレースいっぱいの口リ一夕ファッションで優雅に歩きます。彼女は下妻からなんと2時間半をかけて東京は代官山へ通っているのです。

友達なんていなくてもいい、甘いお菓子だけ食べて、可愛いお洋服に身を包んで、古き良きロココ時代を夢見ていられればそれだけでいい。そんな女の子。

その桃子とひょんなきっかけで知り合ったのが、バリバリのヤンキー・白百合イチゴ(土屋アンナ)。特攻服に身を包み、あたりにつばを吐き散らかして凄みをきかせるスケバン(死語)女子高生。そんな口リ一夕桃子とヤンキーイチゴが繰り広げる、笑いあり、涙ありの友情物語なのです。

とさくっとあらすじを書いてしまうと「なーんだ、アイドルが出る青春映画でしょ」と思われる方もいらっしゃるでしょう。私も最初はあまり期待してなかったんですが思った以上に面白かった。

いえ、この映画は「どうせ日本映画だし」ぐらいの気持ちで見た方が、斬新さ、新鮮さが際だっていいのかもしれません。

それにしても、深キョンの可愛らしさったらもう! 日本一ロリータが似合う女優さんと言ってもいいくらい。金髪の巻き巻きヘアスタイルのキュートなこと。お目目ぱっちりでお人形のようです。薔薇を敷き詰めたガラスの箱に入れて、部屋に飾っておきたいぐらいの愛らしさ。

一方土屋アンナはモデルだけあって美しく、特攻服がぴったり。やっぱりレディースは美しくあってほしいもの。彼女演技が上手いですねえ。去年の冬に男の子が生まれてヤンママになったそうで。今は子育ての真っ最中かな。

脇を固めるキャストも樹木希林、篠原涼子、阿部サダヲ、生瀬勝久、宮迫博之と個性派ぞろい。

音楽がやたらいいので誰がやってるのかと思ったら『攻殻機動隊』『カウボーイ・ビバップ』の菅野よう子。やっぱりねえ納得。エンディングロールの選曲センスにしびれました。【麻理】

(※敬称略)

日本映画嫌いな人こそ見て欲しい。こんな元気で楽しい映画は久しぶりです。

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耽美で奇妙な世界が広がります。好き嫌いが分かれるかも……。

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