16カ国語マスターの超人外国語習得者!? ロンブ・カトー

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超人ポリグロット
2カ国語を操れる人は「バイリンガル」。3カ国語が話せる人は「トライリンガル」。では4カ国語以上の人は? 答えは「ポリグロット」。2カ国語以上話せる人はpolyglotなんですが、一般的に多言語を話せる人をこう呼びます。multilingualよりよく使われるかな。

私は小学生の時と高校生の時、一時期アメリカに滞在していましたが、両方とも家族と一緒ではなく、私一人で行きました(飛行機も自分一人で乗り継ぎした)。つまり「留学生」であって「帰国子女」ではないんです。

だから英語の習得にはとても苦労しました。大学時代ガリ勉してやっとこさ英検1級とTOEIC985点を取得。それでもまだバイリンガルというにはほど遠く、オンナ道同様、英語道は果てしなく続いているのであります。

先日ヨーロッパの人は何カ国語も簡単に話せていいなあみたいなことを書きました。英語だけでひーひー言っている私としてはうらやましい限り。でも世の中は広い。独学でたくさんの言語をマスターしてしまうような天才がいるのです。

英語の習得には何時間かかるの? アメリカ国務省が定義する外国語の難易度
昨日、日本語はどの外国語とも似ていない孤立言語と書きました。「日本人は外国語が苦手なわけだ。英語に苦労したのも分かるよ」。あなたのお嘆きはごもっともです。アメリカ国務省が定義する外国語難易度を御覧ください。

私が尊敬して止まないハンガリー生まれのロンブ・カトーはそんな天才の一人。彼女は14のヨーロッパ系言語を身につけただけではなく、中国語、日本語までもマスター! 5カ国語の同時通訳者、10カ国語の通訳者、16カ国語の翻訳者という人なのです。

しかも彼女のすごいところは、国外から一歩も出ることなくほとんど独学で言語を学んだこと。エッセイ『わたしの外国語学習法』の中で、「特別な才能など必要ありません」ときっぱり言っていますが、私のような凡人から見ると超人にしか思えません。

1930年代のハンガリーは大変な経済不況で、カトーは職を得るために成人してから外国語を学び始めました。当時は現在のように外国語の教科書やCD、ネットだってありません。テキストを探すのも一苦労。でもこつこつと独学を続けて16カ国語を習得したのです。天才というよりは努力の人なんですね。

学生時代にエッセイを読むまでは「天才の言う事なんて参考になるかなあ」と思っていたのですが、ページをめくるにつれて「私にもできるかも」と心臓が高鳴りました。読み終わった時は鼻息荒く「やるぞー!」。『わたしの外国語学習法』は普通の人が語学を学ぶ際に役立つ実践的なメソッドがたくさん書かれています。

この記事にはポリグロットと書きましたが、実は彼女はポリグロットとは呼ばれたくないと言っています。ポリグロットは生まれやたまたまその土地で暮らしたことによって複数の言語が身についた人たちだから。

自らの努力で語学を習得した人たちは「外国語習得者(リングイスト)」と呼ぶべきだと。この言葉は私をどれだけ勇気づけてくれたか分かりません。人間はいくつになっても、どこに生まれても学ぶことはできるんですね。【麻理】

90歳を過ぎても新言語を学んでいたという彼女。「外国語こそが、たとえ下手に身につけても決して無駄に終わらぬ唯一のもの」という言葉には大いに頷ける。

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