昨日書いたように数本のゲームを同時進行で遊んでいる、大人にあるまじき態度のワタクシですが、今最もはまっているのがPS2ソフト『みんな大好き塊魂』です。7月7日に妹からプレゼントされて以来毎日遊んでいます。毎日ちょっとずつなので仕事もちゃんとやってますよ。ええ。
前作もプレイしていますが、もうちょっと詳しく書いてみます。


『塊魂』は宇宙の星々をめちゃくちゃに壊しまくった王様のために、息子の王子がちらばった様々なモノを集めてボール状にしてゆくというゲーム。
操作は超簡単です。基本はスティックを進む方向に倒すだけ(他の技もあるけど使わなくてもOK)。幼稚園児からお年寄りまで楽しめます。「ゲームって難しそうだから……」なんて心配する必要ナッシング。もちろん上級者だって遊び倒せます。
『塊魂』の楽しさはずばりカタルシス。ちらばったモノがみるみる片づいてゆくという爽快感につきます。
塊が小さいうちは小さなモノ(画鋲とかクリップとか)しか巻き込めませんが、巻き込んだものが増えていくと徐々に大きなモノもくっつけることができるのです。例えば人間→クルマ→電信柱→ゾウ→家→ビルとどんどん塊が巨大化するんです。
塊が大きくなっていくグラフィックスはため息ものです。違和感を感じることなく視点(カメラアングル)が高くなっていくのが本当に素晴らしい。CGデザイナさんたちの才能に脱帽です。「2004年度グッドデザイン賞」受賞も伊達じゃない。
キャラクタ、モチーフ、色彩……こんなイケてるデザインできるなんてもう、くやしいやらうらやましいやら。
その第二作『みんな大好き塊魂』も基本は同じ。タイムリミット内に一定の大きさの塊を作ったりなどの課題をクリアすると次のステージへ進めます。今回もお父さんの尻ぬぐい的に王子がキリキリ塊を転がしていますよ。
今作の注目ポイントは、「多彩なステージとリアルなスピード感覚」です。雪原をごろごろと雪だるま作りしたり、学校で机や先生を巻き込んだり、カラフルなお菓子の家をくっつけていったり。
また水の中ではゆっくりと進むのがもどかしいし、レース場ではF1マシンばりのハイスピードが心地良いのです。パステルカラーの画面をあちこち移動しているだけでも心がわくわくしますよ。
子どもの頃からゲーム漬け、かなりのゲーム脳末期症状を引き起こしている私が自信を持ってお薦めします。ここ数年で最も面白いゲームです。気がつくと塊魂のテーマソングを口ずさんでいるあなたの姿が目に見えるようです。これ、ズバリ買いです。前作も今作も妹に買ってもらった私が言うのもなんですが。【麻理】
今日のサイト
リアル塊魂(※リンク切れ)
昨日に引き続き、リアル塊魂第二弾。