写真のウソ? デジタル合成時代の本当とはいったい何でしょう?

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私は「幻想画廊」というギャラリーサイトを運営しています。メインコンテンツは合成画像。自分自身の写真を様々に加工して不思議な世界を創りだしています。最近の画像加工ソフトは非常に優秀で、テクニックがあればどんな画像でも作り出すことができます。

2003年3月31日ロサンジェルス・タイムズの一面トップに、合成されたイラク戦争の写真が掲載されたニュースを覚えていますか?
デジタル合成時代の本当
この写真はBrian Walskiというカメラマンが撮影したもので、2枚の元写真から作られた合成画像が大々的に掲載されてしまったのです。

デジタルカメラがこれだけ普及した今、もはや写真は文字通りの「真を写す」ものではありません。在るものを無くしたり、無いものを在るようにみせたり自由自在。

報道写真の改ざんはモラルに反した許されない行為ですが、写真はウソをつけるという事実を全世界的に知らしめたという意味では、皮肉にも有意義な記事だったと言えます。

私も仕事柄、様々な写真の修整をします。食べ物の写真はより美味しそうに見えるよう、湯気を加えたりシズル感を強調したり。ぼけている写真をくっきりと鮮明に見せ、色あせた写真を美しい色あいに蘇らせたり。ウソをつくというよりは、より実物に近づけ、生き生きとした写真に見せるためですね。

さて、これは完全なウソになっちゃうのかもしれませんが、人物の写真の修整について。

もちろんより美人、美男子になるように加工するのですが手加減が難しいんですね。やたらと綺麗になればいいってもんじゃない。本人と似ても似つかない人物になってしまっては困るのです。

具体的にはどうするのか。修正する部分は「肌」です。どんな美しい女優さんでも毛穴、シミ、シワがひとつもないという人はいません。高解像度の画像にはこれらがばっちり写ってしまいます。

しかし陶器のように美しい肌を実現するのが写真加工職人の腕の見せ所。画像加工ソフトを使って毛穴、シミ、シワを丹念に消してゆくのです。

目を大きくしたり、鼻を高くしたりという加工はあまりしません。これをやってしまうと非常に不自然な顔になってしまうからです。「人物修正は肌が命」男性も女性もずいぶん美しくなるんですよ。そんなわけで、明日は「写真に綺麗に写る方法」を解説します。【麻理】

女性が自分自身を綺麗に写す方法(1)
昨日書いたように、人物写真の修整はいかに肌を美しくするかにかかっています。プリクラを思い浮かべて下さい。プリクラで撮影すると、3割り増しぐらい美人、美男子に写りますよね。それはあちこちから強い照明を当てているからなんです。

今日のサイト

Photoshop Tips – ピンボケ写真を救済するには - by StudioGraphics

非常に素晴らしい写真修正法。一歩進んだアンシャープマスクの使い方です。

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