ラストでビックリ&ため息……『イニシエーション・ラブ』(乾くるみ)を読みました

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イニシエーション・ラブ
少し年上の友人が「この本すごいから」というので手に取ったのですが、読んでいっても特にそれほど引き込まれる話ではありません。舞台は80年代。大学生のたっくんとマユちゃんが合コンで出会って、夏休みやクリスマスを一緒に過ごし……という恋愛物語。

著者の乾くるみ氏はメフィスト賞を受賞しているので、ミステリマニアの私は受賞作の『Jの神話』は読んでいたのですが、『イニシエーション・ラブ』は「メフィスト賞受賞者にしては平凡だなあ」と正直最初は思いました。

当時流行っていた歌やドラマ(古っるー)などが出てくるので、80年代に青春時代を過ごした人には懐かしかったのかなあという程度。友人の言葉や、本の帯に書いてある「今年最大の”問題作”かもしれません」というフレーズもなんだかオオゲサに感じました。

しかし最後まで読んだ時の私の衝撃といったら!

ごめん、平凡な本とか言っちゃって。途中からじわじわと感じ始めた違和感の正体はこれだったのねと虚脱状態に陥りました。そして二度目はベットの中で、メモをとりつつじっくり読みました。そういう本です。

私にとって「良い本」というのは読んだ後に世界が違って見える本。本を閉じた後、周りの風景がバラ色に見えたり、どんよりと曇っていたり、まぶしく感じられたり、冷え冷えとしていたり、暖かさに包まれたり……とにかく本を読む前と読んだ後では「何か」が違ってしまう本です。

別の世界を見せてくれる読書は、どんな冒険にも勝るスゴイ体験だと思うんですよね。この本を読んだ後の風景ですか? 上の画像の通りです。2004年のBOOK OF THE YEARに入れたかった。乾氏、恐れ入りました。【麻理】

たとえネットで書評が目にとまっても、読む前に書評に目を通さない方がいいです。下手するとネタバレします。これだから読書はやめられないのよねえ。

近況

病院でもらってきたクスリのおかげで、ぜんそくはぴたりと止まりました。しかし喉はカラカラ、心臓はドキドキ。これってもしかして…………恋?

いや、ふざけてる場合ではなく、顔はむくむし、胃がむかむかするし、手足はふるえる。立っていられないほど副作用がひどいのです。症状は昨日までよりさらに悪化。こんなことならまだ咳き込みながら仕事してた方がましだわ。まいったなあ。ちょっとクスリを中断してみます。

今日のサイト

[pic] Funny Bill Gates pics from 1983 – Neowin Forums

昔Teen Beat(アメリカのアイドル雑誌)に出てた時のビル・ゲイツ。若い頃の過ちって誰にでもあるよね。ちなみにこれ1983年じゃなくて1984年。後ろのマックで判明。

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